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おうち英語が続かない…子供のやる気が消えたときに親ができる3つのこと

「子供が英語を嫌がるようになった」「ルーティンが続かない」——それは失敗ではなく、頑張ってきた証の反動です。

マキ
マキ

あんなに楽しそうに英語をやっていたのに、嫌がるようになったのよ…

これまで一生懸命に英語と向き合ってきたからこそ起こる、いわば当然の「反動」だれでも起こりうることだよ

Pio
Pio

英検1級ホルダーが実践する、子供の英語のやる気が消えた停滞期を乗り切る3つの突破口を、具体例とともに紹介します。

「燃え尽き」や「停滞期」は、失敗のサインではありません。

むしろ、これまで一生懸命に英語と向き合ってきたからこそ起こる、いわば当然の「反動」なのです。

今日は、親御さんの心理的なハードルをぐっと下げて、この時期を賢く乗り越えるための3つのヒントをお伝えします。

1. どんなに嫌でも「学習をゼロにしない」

やる気がなくなった時、一番避けたいのは「英語との関わりを完全に断ち切ってしまうこと」です。

大人だって、大きな試験や目標をやり終えた後は「もうしばらく見たくない!」となりますよね。子供は大人以上に先の見通しを立てる力が育っていないので、一度「もう嫌だ」と離れてしまうと、再開に必要なエネルギーは想像以上に膨らんでしまいます。

だからこそ大事なのが、「ゼロにしない」というスタンスです。

1分でも、30秒でもいい。ゼロにしないというスタンスが、何より大事になります。

机に向かわなくてもいい。今までの完璧なノルマがこなせなくてもいい。たとえば、こんな「ゼロにしない」ミニ習慣で十分です。

  • 寝る前に好きな英語の歌を1曲だけ聴く
  • 車の中で英語の音声を1分だけ流す
  • 英語の絵本を1ページだけめくる
  • 好きなキャラクターの英語動画を30秒だけ見る

これで十分です。「何かしら英語に触れた」という事実さえ途切れなければ、それでいい。

一見、極端なまでにハードルを下げているように見えるこのやり方こそ、実は再開への一番の近道になります。

2. 「これならやってもいい」を子供に選ばせる

学習を続けるコツは、親がメニューを決めることではなく、主導権を子供に渡して「自分で選ばせる」ことにあります。

「今日はこれを全部やるよ」と親が押しつけると、子供のやる気はますますしぼんでしまいます。そうではなく、選択肢を渡して本人に決めさせましょう。たとえば、こんな声かけです。

  • 「音読だけならいい?」
  • 「アプリで遊ぶだけにする?」
  • 「今日はDVDを見るだけにする?」
  • 「ゲーム感覚の単語カードだけやってみる?」

というふうに、本人が「これなら乗れる」と思えるものを、1つだけ選ばせてあげてください。

この時期に親に求められるのは、いわば「目をつぶる勇気」です。

我が家の子供たちも、性格はまったく違います。自由奔放な上の子は、やる気が出ない時にはこんなスタイルで英語に取り組んでいたこともありました。

  • プリンを食べながら音読する
  • ソファに寝転びながら動画を見る
  • ぬいぐるみを相手に、ひとりごとのように英語をつぶやく

普段なら「行儀よく座って」と言いたくなる場面ですが、この時期はあえて口を挟みませんでした。

昔の私だったら「ちゃんとやらないとダメ」と厳しく言っていたと思います。でも、この辺のさじ加減がようやく分かってきたので……先生には心の中で「ごめんなさい」と思いながら、あまり詰めないようにしています。

「もっとシャンとしてほしい」と思う気持ちはよく分かります。でも今は、細い糸をなんとか繋ぎとめている時期だと割り切りましょう。

親の「さじ加減」ひとつで、子供が英語を嫌いにならずに済むかどうかが変わってきます。

3. 勉強は休んでも、「英語のある環境」だけは死守する

問題集を解くような、努力を要する「アウトプット」はスローダウンさせてかまいません。でも、家の中に英語がある状態——つまり「インプット」だけは、なんとか維持しておきましょう。

  • 好きな英語の音楽をかけ流す
  • お気に入りの英語動画をつける

といった、子供にとって負担の少ない環境づくりは続けてください。ノルマを減らしても、BGMのように英語が日常にあれば、拒絶反応を防ぐことができます。

この停滞期を抜けるまでには、目安として2ヶ月ほどかかることがあります。この2ヶ月は、いわば「親の忍耐の時間」だと心得ておいてください。

子供が自然に回復するまで、ハラハラする気持ちをぐっとこらえ、息をひそめるようにして静かに見守る。適度な息抜きを許しながら環境だけを維持していれば、ある日ふとした瞬間に「ちょっと問題を解いてみようかな」とやる気が戻ってくる日が、必ず来ます。

結び:英語力は「細く、長く」の先に宿る

英語学習は、数ヶ月で終わる短期決戦ではありません。一生付き合っていくスキルの習得です。

一気に詰め込んで燃え尽きてしまうよりも、多少ズボラでもいいから、細く長く続けていくこと。それこそが、私自身が英検1級を掴んだときにも実感した、確実に「使いこなせる英語力」へとつながる唯一の道でした。

完璧主義はいったん脇に置いて、今日はお子さんと一緒に、一番楽な英語の楽しみ方を1つだけ選んでみてください。たとえば、こんな選択肢から始めてみるのはいかがでしょうか。

  • お気に入りの英語の歌を1曲流す
  • 英語アニメを1話だけつける
  • 絵本を1ページだけ一緒にめくる

それだけで、今日の英語学習は「100点満点」です。

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