家族での旅行は、普段の忙しい日常から離れて絆を深める貴重な時間ですね。しかし、楽しい思い出作りのためには、事前の準備がとても大切です。特に海外旅行では、想定外のトラブルに見舞われることもあります。
今回は、家族全員が安心して旅行を満喫できるよう、準備しておくべき重要なポイントを12項目にまとめました。


これらをチェックして、素敵な家族旅行にしてください♪
1. パスポートとビザの最終確認は最優先で
海外旅行の基本中の基本ですが、最も重要な準備です。空港で旅行を諦めることになったケースも実際にあるため、出発前に必ず確認しましょう。
パスポートの有効期限について、渡航国によってはパスポートの有効期限が6ヶ月以上残っていることが入国の条件となる場合があります。また、ビザの要件も渡航先でビザが必要かどうか、最新の情報を確認してください。特に2024年にルールが変更された国が多くあるため、古い情報に頼らず最新情報をチェックすることが重要です。
2. 万が一に備える海外旅行保険への加入
家族全員が安心して旅行を楽しむための重要な備えです。特に子連れの場合、クレジットカード付帯の保険では子どもが対象外のことが多いので注意が必要です。
医療費の補償では、海外では治療費が数百万円に達することもあるため、保険に加入していれば安心して医療を受けられます。盗難や航空便遅延への対応として、現金や貴重品の盗難、航空便の遅延や欠航による予期せぬ出費も補償の対象となります。
さらに、緊急時サポートとして24時間日本語で対応してくれるサポートサービスが付いていると、いざという時に心強い存在となります。
3. 賢いお金の管理(現金とカードの使い分け)
渡航先によって支払い事情は大きく異なります。事前に現地の状況を調べておくことが大切です。
現金とカードのバランスとしては、全予算の20〜30%を現地通貨の現金で用意し、残りはクレジットカードで支払うのがおすすめです。クレジットカードの準備では、VISAやMastercardなど、異なるブランドのカードを複数枚持っていくと安心です。
また、海外でのカード決済は、手数料が割高になることがある日本円建てではなく、「現地通貨払い」を選ぶのが鉄則です。両替については、空港での両替は手数料が高い傾向があるため、現地のレートが良い両替所をSNSなどで事前に調べておくとスムーズです。
4. 通信手段(Wi-Fi・SIMカード)は日本で準備
現地での情報検索や連絡にインターネット回線は不可欠です。
事前のSIMカード購入として、Amazonなどで事前にSIMカードを購入しておくと、現地で買うより安く、到着後すぐに使えるため非常に便利です。複数の通信手段を確保し、SIMカードの他に、ホテルの無料Wi-FiやポータブルWi-Fiルーターなどを併用するなど、複数の通信手段を確保しておくと通信トラブルが起きても安心です。
5. 薬は使い慣れたものを日本から持参する
海外の薬は体に合わないこともあるため、普段から使っている薬を持参すると安心です。
胃腸薬は特に重要で、日本の衛生環境に慣れていると、海外の食事や水でお腹を壊しやすいため、胃腸薬は必需品です。常備薬と絆創膏として、普段飲んでいる薬やアレルギーの薬、子どものための絆創膏なども忘れずに準備しましょう。
6. 荷物を減らすパッキングの工夫
荷物は最小限にすると移動が格段に楽になります。
衣類については、手洗いしやすい服や、現地で処分してもよい古着を持っていくと、帰りの荷物を減らせるうえ、防犯対策にもなります。便利グッズとしては、衣類の圧縮や濡れたものの収納に便利なジッパー付き保存袋、手提げ袋や荷物の整理にもなる風呂敷、洗濯物を干すための洗濯ロープなどが役立ちます。

7. 航空券と宿泊施設の予約のコツ
快適な旅は計画段階から始まっています。
航空券について、格安航空券(LCC)は、受託手荷物や座席指定が有料の場合があるため、追加料金を含めたトータルコストで比較検討することが重要です。宿泊施設では、小さな子どもがいる場合は特に、交通機関へのアクセスの良さやセキュリティ、他の宿泊者のレビューをしっかり確認しましょう。子どもの急な体調不良に備え、キャンセルしやすいプランを選ぶのもポイントです。
8. 便利な旅行アプリを日本でダウンロード
現地で役立つアプリは、海外ではダウンロードできないことがあるため、日本にいるうちに準備しておきましょう。
Google Mapsでは、オフラインマップをダウンロードしておけば、ネット環境がなくても使えて安心です。Google 翻訳は、写真の文字を翻訳する機能もあり、メニューの解読などに非常に便利です。配車アプリとして、Grabなど、現地で使える配車アプリを入れておくと、言葉が通じなくてもタクシーを呼べて安心です。
9. 長時間のフライトを快適に過ごすための機内グッズ
特に子連れでの長距離フライトでは、事前の準備が快適さを左右します。
子どもの快適グッズとして、ネックピローやブランケット、ぐずった時のためのおやつ、Wi-Fiがなくても楽しめるよう動画などをダウンロードしたタブレット端末があると役立ちます。その他として、機内では靴を脱いでリラックスできるようスリッパ、離着陸時の耳の痛みを和らげるための飴などがあると便利です。

10. 緊急連絡先リストを紙とデータで準備
万が一の事態に備え、連絡先はすぐに確認できるようにしておきましょう。
リストの内容として、渡航先の日本大使館・領事館、加入している海外旅行保険のサポート窓口、日本の家族の連絡先などをリストアップしておきます。保管方法では、スマートフォンに保存するだけでなく、紙にも書き出して持ち歩くと、デバイスの紛失や故障時にも対応できます。
11. 身を守るための防犯意識と対策
海外では日本とは違うという意識を持つことが、トラブルを避ける第一歩です。
貴重品の管理として、バッグは体の前で持つ、貴重品は複数の場所に分けて保管するなどの基本的な対策を徹底しましょう。服装と行動について、お金持ちに見られると犯罪に巻き込まれやすくなるため、派手な服装や装飾品は避けるのが無難です。夜間の外出や人通りのない路地裏は避けましょう。
12. 食事と衛生管理のポイント
海外での食事を安全に楽しむために、いくつか注意点があります。
衛生管理として、除菌ウェットティッシュを携帯し、食事の前には必ず手を拭くようにしましょう。お腹を壊す人が激減したというデータもあります。注意すべき食べ物・飲み物では、衛生面が気になるお店では、水道水で作られている可能性のある氷は断るのが無難です。また、生物や火の通りが不十分な肉、食あたりしやすい貝類は避けた方が良いでしょう。

これら12のポイントを押さえて準備すれば、家族全員が安心して旅行を楽しめるはずです。
特に初めての海外旅行や子連れでの旅行では、「備えあれば憂いなし」の精神で、しっかりと準備を整えて素敵な思い出を作ってください♪
安全で楽しい家族旅行になりますように!
さらにその詳細をこちらにまとめています
前半は特に子連れ海外旅行に役立つ情報満載です♪
