英語力UPの鍵となる洋書多読の方法を身につけると、
長文の英語がきても「躊躇することなく」読むことができます。
現在の英語資格試験も長文を読ませるものが増えてきました。
何より英語で最新の情報や、よりご自分の好きな内容を深く学べるには
洋書多読で楽しみながら力を付けられます。
早速「7つのコツ」を見てみましょう!
1.好きなジャンルや興味のあるものから読む
洋書多読を始めるとき、まず大切なのは自分の興味や好みのジャンルから始めることです。なぜなら、自分の興味のあるテーマやジャンルの本を読むことで、より長く読み続けることができるからです。
興味のあるものを読むことで、読むこと自体が楽しくなり、モチベーションも上がるでしょう。
例えば、推理小説が好きならそのようなジャンルがおススメです。料理が好きなら、その本からスタートして、みるのも新しいことも学べて楽しいです。
逆に、あまり普段親しんでいないものにチャレンジすると読むことが大変になってしまいます。
Pioは、歴史が苦手なのに「リンカーンの伝記」を読もうとして挫折しました。まずは「楽しい」と感じられるジャンルから洋書慣れをしていきます。
自分の好みに合ったジャンルの本を選ぶことによって、文章が理解しやすくなります。英文に対する抵抗感がなくなったら、ぜひ他の色々な興味のあるジャンルも開拓していきましょう。
2.薄いものからチャレンジしてみよう!
英語学習において、洋書多読は非常に効果的な方法とされています。でも初めて洋書にチャレンジすると、難しそうで躊躇してしまうこともあります。薄いものでも達成すると「一冊読めた!」と自信がつきます。
そんな方におすすめなのが「薄いものからチャレンジすること」です。薄い本はストーリーや文章の量が少なく、比較的簡単な表現で書かれていることが多いため、初心者でも取り組みやすいです。
まずは絵本や短編小説から挑戦してみましょう。絵本はイラストが豊富で、文章も短くシンプルです。また短編小説は物語の長さが短いため、一気に読み切ることができます。
これらの本を通じて英語のリーディング力を向上させることができます。
さらに挑戦したい方には、軽めの小説やヤングアダルト小説もおすすめです。これらのジャンルは、読みやすい文章で日常的な表現が多いため、楽しみながらスキルをアップさせることができます。
3.気になった単語だけ調べる
洋書多読をする上での重要なポイントの一つは、気になった単語だけを調べることです。洋書を読んでいると、知らない単語が次々と現れてくることがありますが、全ての単語を辞書で引くのは時間も手間もかかります。 「なんとなく推測」しながら読むのも英語力を高める一歩になります。
どうしても気になった単語だけを調べるのが1つの読み方のコツです。時間の節約になりますし、全体のストーリーの流れを途切れさせることもありません。
私は、付箋の裏に、何度も出てきた気になった語彙を調べて書いて置いています。登場人物が多い時にはそれもメモをしておくと、ストーリーをつかみやすくなります。
完璧を目指す必要はありません。なんとなくでも、何冊か洋書を読んでいくうちに推測する力もついてきます。気楽に読み進めていきましょう。
4.まずは1㎝程度頑張ってみる
洋書多読を始めたいけれど、どうやって取り組んだらいいのか迷っている方もいらっしゃるかもしれませんね。まずは1㎝程度頑張ってみましょう!
1㎝程度頑張るというのは、洋書によっては1㎝ほど読んだところで面白くなってくることがあるからです。さらに、自分自身もその著者の書き方の癖になれてくるのも1㎝程度です。
最初のうちは、1㎝を読み終わるのに時間がかかるかもしれませんが、少しずつ慣れていくことができます。
1㎝頑張っても、「面白くないなあ」と思った時には思い切って次の本を模索してもいいかもしれません。和書もつまらなかったら「次へ」いくことありますよね。それと同じです。相性がどうしても合わない時もあります。
「ちょっと頑張れそうな感じがする」と手ごたえがあった時には、ぜひ頑張って読み続けていきましょう。長文慣れしていく大きな一歩です。
5. 大まかな理解が目標!
多読をする際、大まかな理解を目標にすることは非常に重要です。洋書を読む際、文法や詳細な意味を完璧に理解することが困難な場合があります。
ですので、大まかな理解ができれば、それで十分です。 大まかな理解を目標にするためには、いくつかの工夫があります。まず、辞書を頼りにせずに流し読みをしてみましょう。文章の流れをつかむことができれば、次に進むステップになります。
また、単語やフレーズの意味を完全に理解する必要はありません。文脈から推測できる部分は、推測するだけで十分です。時間をかけずにストーリーや内容を把握することを重視しましょう。
もし文法力や語彙力が足りないと感じた場合には、それだけに特化して勉強します。洋書多読で一番伸ばせる力は「英語を読む持久力」です。これができると、和書と同じように抵抗なく英語を読むことができるようになります。
語彙力が推測する力は洋書の量を読み進めていくと備わってきます。自転車に一度乗れると体が覚えているのと同じで、慣れてくるのでそれまでコツコツ読み進めていきましょう。
6.kindleの洋書を読む
わからない語彙をそのままにして読むのが、慣れないという方は、kindleが便利です。
Kindleを使用すると、調べる作業がとても楽になるからです。
Kindleは、ワンタッチで辞書を表示させることができます。辞書の機能を使えば、わからない単語を簡単に調べることができます。また、文脈によって意味が変わる場合は、例文を確認することもできます。これによって、洋書を読む際に生じる語彙の壁を乗り越えることができます。
さらに、Kindleにはハイライト機能やメモ機能もあります。洋書を読む際に分からない箇所をハイライトしておくことで、後で復習することが可能です。
また、自分の考えや気付きをメモすることもできます。これらの機能を活用することで、より深い理解を得ることができます。
Kindleはペーパーバック版より安く購入できます。洋書のセールも多いので気軽に挑戦できます。
7. 同じ作者の本を読む
洋書を読む際に、同じ作者の本を読むと読むのが楽になることをご存知でしょうか。同じ作者の本を読むことで、独特な文体やストーリーテリングの方法に慣れることができます。
これにより、洋書の難しい表現や語彙にも慣れていくことができます。 同じ作者の本を読むと、彼らが好むテーマやキャラクターの特徴も掴むことができます。
作者が得意とするジャンルや描写の方法を理解することで、物語の理解や感情の共有がより容易になるでしょう。また、持ち味や個性を追いかけることで、より一層楽しむことができるでしょう。 同じ作者の本を読むと、洋書で使われる特定のフレーズや表現にも慣れることができます。
スタイルに合わせてストーリーやキャラクターが展開していくため、慣れている表現やフレーズを使う傾向があるかもしれません。これにより、洋書の読解力や語彙力が向上し、より流暢な読み物を楽しむことができるでしょう。
同じ作者の本を読むことで、洋書の読むのが驚くほど楽になります。それぞれの作者が持つ独自の魅力やスタイルに触れることで、洋書の世界をより深く堪能することができるでしょう。ぜひ、同じ作者の本を読んでみて、洋書多読の魅力を実感してみましょう。
自分のペースで進められる洋書多読のステップや効果的な学習法をマスターし、より自然な英語理解と流暢なコミュニケーション力を手に入れましょう。
洋書の世界は豊かで無限大です。この記事を通じて、新たな英語力UPへの第一歩を踏み出しましょう!