「おうち英語、始めたいけど時間がない...」「続けられるか不安...」というお悩みをよく耳にします。
忙しい毎日の中で、どうやっておうち英語の時間を作り、続けていけばいいのでしょうか?
今日は、我が家でも実践している「おうち英語の時間の作り方」について、具体的な例やヒントを交えながらご紹介します。

ムリなく日常にいれる方法がしりたい!
家で勉強することは自分で勉強する力も
育つからすごくおすすめだよ

英語育児は完璧を目指すものではなく、日常に自然と溶け込ませるものだと考えると、ずっと続けやすくなります.

1. 場所にとらわれない柔軟な発想を
おうち英語は、机に向かって真面目に取り組まなければならない、というものではありません。大切なのは「英語に触れる時間」を作ること。場所や姿勢にこだわりすぎないことが長続きのコツです。
ヒント: 長男は椅子に座って集中するタイプではなかったので、ソファでくつろぎながら、時には床に寝転がりながら英語の絵本を読むようにしました。この「リラックススタイル」が功を奏し、今では自分から英語の本を手に取るようになりました。
ヒント: お子さんがリラックスできる場所や姿勢で英語に触れることで、「勉強」ではなく「楽しい時間」として認識してもらえます。
家中のさまざまな場所を「英語スポット」にできないか考えてみましょう!
2. 完璧を求めず、細く長く続ける
短期間で集中的にやるよりも、
毎日少しずつ続けることがおうち英語の成功の鍵です。
子どもの脳は短期間の学習よりも、長期間の少しずつの積み重ねの方が効果的に記憶します。
ヒント: 「今日は疲れているから5ページ読む予定を2ページにしよう」「今週は忙しいから単語カードは隔日でいいや」など、柔軟に調整しながら4年間続けています。中学入学後、長女は英語の授業についていくのが楽々で、「おうち英語やっておいて良かった!」と喜んでいます。
ヒント: 「今日はできなかった...」と罪悪感を持つより、「明日また少しだけやろう」というマインドが大切。完璧な計画より、続けられる現実的な計画を立てましょう。中学校までの長い道のりの「橋渡し」と考えると気持ちが楽になります。
3. 平日のスケジュールを見直して隙間時間を見つける
「時間がない」と感じるのは、実は物理的な時間ではなく「心のゆとり」がない場合が多いもの。
平日のスケジュールを冷静に見直してみると、意外な隙間時間が見つかるかもしれません。
ヒント: カレンダーアプリに家族の予定を全て書き出し、「この時間なら全員揃っていて余裕がある」という時間帯を見つけました。我が家は夕食後の20分が意外とゆっくりできる時間だったので、その時間を「英語タイム」に設定。テレビを消して、みんなでリビングに集まる習慣ができました。
ヒント: 1週間のスケジュールを紙に書き出して、家族全員の予定を可視化してみましょう。英語の音読は1冊2分程度と考えると、案外取り入れやすいことに気づくはずです。
4. 思い切って何かを削る決断も大切
新しい習慣を入れるには、何かを減らす決断も時に必要です。全てを完璧にこなそうとするのではなく、
優先順位をつけて家族にとって本当に大切なことに時間を使いましょう。
ヒント: 毎晩30分は必ずテレビを見ていましたが、それを20分に短縮して、残りの10分を英語タイムに。最初は子どもたちから不満も出ましたが、「テレビを見る前に英語を10分やったら、あとは好きなだけ見ていいよ」というルールにしたところ、スムーズに習慣化できました。
ヒント: 完璧主義は捨てましょう。1年間全体で見たとき、バランスよく色々な経験ができていればOK!短期的には「何かができていない」と感じても、長い目で見れば子どもの成長につながっています。
5. 既存の習慣にくっつけて習慣化する
新しい習慣を定着させるには、すでに確立している習慣に「くっつける」のが効果的です。毎日必ずやっていることの前後に英語タイムを設定してみましょう。
ヒント: 「晩ごはんを食べる前には必ず英語の音読をする」というルールを決めて、疲れている時は2ページでもOKとして続けてきました。そのうち慣れてきて1冊読むことができてきました。
ヒント: 最初の1ヶ月は集中して習慣づけに取り組みましょう。うまくいかなければ別の時間帯に変更するなど柔軟に対応を。お子さんと一緒に「いつやるのが一番いいかな?」と相談するのも効果的です。子どもが自分で決めた時間の方が、守る意欲が高まります。
6. 自分で学ぶ力を育てる大切な過程
おうち英語を続けるための試行錯誤は、一見遠回りに見えるかもしれません。
しかし、このプロセスを通じて子どもたちは「自分で学ぶ力」を身につけていきます。
これは将来、どんな学びにも応用できる貴重なスキルです。
ヒント: 子どもが自分から取り組めるようになるまでは、親の「伴走」が必要です。でもその伴走が、やがて「自分で学べる子」を育てます。根気強く続けることで、必ず子どもの中に自発的に学ぶ力が育っていきますよ。
まとめ
おうち英語を続けるコツは、「完璧を目指さない」「日常に自然と溶け込ませる」「無理なく楽しく」の3つ。
小さな一歩から始めて、家族のライフスタイルに合った「我が家流」の英語時間を見つけていきましょう。
初めは大変に感じるかもしれませんが、約1〜2ヶ月続けると不思議と習慣になっていきます。
そして気づけば、中学入学時には大きなアドバンテージになっているはずです。
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